英製造業PMI、7月改定値は60.4 人手不足や供給懸念で鈍化

Reuters

発行済 2021年08月02日 19:06

[ロンドン 2日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した7月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は60.4で、速報値と変わらずだった。6月の63.9から低下した。人手不足や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によるサプライチェーンの問題により鈍化したが、依然として高水準にある。

5月には過去最高の65.6を付けていた。

7月には、生産と新規受注の伸びが4カ月ぶりの低水準となった。また一部企業は、顧客がサプライチェーン懸念に備えて購入を前倒ししたと報告している。

72%の企業が、化学やコモディティー、段ボールなど、幅広い分野で投入資材のコスト上昇を報告した。