米CB消費者信頼感、8月は半年ぶり低水準 雇用指標も悪化

Reuters

発行済 2021年08月31日 23:27

更新済 2021年09月01日 02:18

[ワシントン 31日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が31日に発表した8月の米消費者信頼感指数は113.8と、前月の125.1(下方改定)から低下し、2月以来の低水準となった。新型コロナウイルス感染の急拡大とインフレ高進に対する懸念が重しになり、市場予想の124.0も下回った。

ただ、CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「新型コロナの感染拡大やインフレ懸念により信頼感が低下しているとは言え、こうした低下が今後数カ月で個人消費を大幅に抑制すると結論付けるのは早計だ」と述べ、状況を見守る姿勢を示した。

現況指数は147.3と、前月の157.2から低下。期待指数は91.4と、103.8から低下した。