米ミシガン大消費者信頼感、11月は66.8 10年ぶり低水準

Reuters

発行済 2021年11月13日 04:10

[12日 ロイター] - 米ミシガン大学が12日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は66.8となり、2011年11月以来の低水準となった。市場予想は72.4で、10月は71.7(確報値)だった。

ミシガン大学の調査部門ディレクター、リチャード・カーティン氏は「11月には4人に1人の消費者がインフレによる生活水準の低下を指摘しており、低所得者と高齢者が最も大きな影響を受けている」とし、「インフレ高進による打撃を軽減する効果的な政策が依然実施されていないという考えが消費者の間で広がっている」と述べた。