独インフレ率、22年初めに顕著に低下 一時的要因が後退=経済省

Reuters

発行済 2021年11月15日 19:34

更新済 2021年11月15日 20:09

[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツ経済省は15日、インフレ率が来年初めに顕著に低下するとの見通しを示した。一時的な要因の影響が薄れるためとしている。

ドイツでは、政府の新型コロナウイルス経済対策の一環で昨年、一時的に付加価値税率が引き下げられ、その影響によるベース効果などから10月のインフレ率が4.5%と、1993年以来の高水準を記録した。原材料価格やエネルギー価格の上昇もインフレ高進につながっている。