長年の低金利でバブルリスク、金利急上昇なら波乱=独金融監督庁長官

Reuters

発行済 2021年11月16日 04:52

[フランクフルト 15日 ロイター] - ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)のマーク・ブランソン長官は15日、金利を巡る情勢が金融部門に対する最大のリスクになっているとの認識を示した。

就任したばかりのブランソン長官は銀行関連の会合のほか、金融監督庁の出版物で、長年にわたる低金利が一部の銀行ビジネスモデルや生命保険の問題になる可能性があると指摘。同時に、バブルが発生するリスクが高まっているとし、「金利が急激に上昇すれば波乱が起きる」と警告した。