米失業保険申請20.6万件に小幅増加、労働市場なお逼迫

Reuters

発行済 2021年12月17日 00:20

更新済 2021年12月17日 00:45

[ワシントン 16日 ロイター] - 米労働省が16日に発表した11日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万8000件増の20万6000件となった。増加は小幅で、労働市場はなお逼迫している。

前の週は18万8000件に減少し1969年以来の低水準だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は20万件だった。

PNCフィナンシャルのチーフエコノミスト、ガス・フォーチャー氏は「現在の労働市場における最大の問題は労働者不足だ」と述べた。

4週間移動平均の申請件数は1万6000件減の20万3750件と、1969年11月以来の低水準だった。