台湾輸出受注、1月は11.7%増 ハイテク関連が引き続き好調

Reuters

発行済 2022年02月21日 18:34

[台北 21日 ロイター] - 台湾経済部が21日発表した1月の輸出受注は、予想通り幅広く増加し1月としては過去最高となった。ハイテク関連需要が引き続き旺盛だった。ただ見通しは総じて明るいものの、当局は供給網を巡る不透明感を警戒している。

1月の輸出受注は前年比11.7%増の588億7000万ドル。伸び率は過去15カ月で最も小さかった。ロイター調査の予想は12.0%増だった。増加は23カ月連続。

通信機器の受注は前年比3.9%増、エレクトロニクス製品は13.5%増。クリスマスも終わり1月は例年受注低迷の始まりとなるが、旺盛な需要と供給網の改善に支えられた。