台湾輸出受注、4月は2年ぶりに減少 中国の都市封鎖など響く

Reuters

発行済 2022年05月20日 18:14

更新済 2022年05月20日 18:55

[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が20日発表した4月の輸出受注は前年比5.5%減の519億ドルと、25カ月ぶりに減少した。

中国のロックダウン(都市封鎖)と世界的な供給制約の影響を予想以上に受けた。

減少は予想外。市場予想は8.3%増だった。

通信機器の受注は前年比21.5%減。中国の新型コロナ感染防止対策が響いた。

エレクトロニクス製品の受注は4.3%増。中国のロックダウンで「需給の不均衡が拡大した」という。

経済部は5月の輸出受注を前年比1.1%減─1.7%増と予想。

4月の中国からの受注は16.9%減。前月は9.1%増だった。米国からの受注は0.2%減。前月は18.9%増だった。