G7、95億ドルのウクライナ追加支援で合意 年初から計198億ドル

Reuters

発行済 2022年05月21日 00:21

[ケーニヒスヴィンター(ドイツ) 20日 ロイター] - 主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議は20日、ウクライナに95億ドルの追加支援を行うという共同声明を採択し、閉幕した。ロシアによる侵攻が続く間、大きな打撃を受けているウクライナ経済の下支えを目指す。

追加支援は米国が75億ドル、ドイツが10億ドルを拠出し、残りの10億ドルは、他のG7諸国が融資や保証の形を通じ支援する。

G7財務相・中央銀行総裁によると、年初以降のウクライナ支援額は、これまでに確約されたものやすでに拠出されたものを含め、198億ドルに達する。

G7は声明で「この戦争中そしてそれ以降もウクライナを支え、必要に応じ、さらなる支援を行う用意がある」と表明した。

さらに、ウクライナの長期的な復興を支える「大規模な協調活動」が必要と言明した。