米4月新築住宅販売59.1万戸、2年ぶり低水準 金利・価格上昇重し

Reuters

発行済 2022年05月24日 23:36

更新済 2022年05月25日 01:09

[ワシントン 24日 ロイター] - 米商務省が24日に発表した4月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比16.6%減の59万1000戸となった。減少は4カ月連続で、2020年4月以来2年ぶりの低水準となった。住宅ローン金利と住宅価格の上昇が重しとなり、市場予想の75万戸を大きく下回った。

3月の販売戸数は70万9000戸と、76万3000戸から下方改定された。

4月の販売戸数は4地域全てで減少。北東部で5.9%、中西部で15.1%、南部で19.8%、西部で13.8%減少した。

販売価格中央値は前年同月比19.6%上昇の45万0600ドル。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック) のデータによると、30年物固定金利の住宅ローンは4月、2011年2月以来初めて5%を突破。5月19日までの1週間の平均は5.25%に急上昇した。