仏製造業PMI、6月改定値51.4 新規受注減少

Reuters

発行済 2022年07月01日 17:58

[パリ 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した6月のフランス製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.4と、新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年末以来の低水準となった。

高インフレと世界的な物流の問題で需要が低迷し、新規受注が落ち込んだ。速報値の51.0からは小幅に上方修正された。

S&Pのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「昨年終盤以降、大部分のケースで成長が鈍化しており、フランスの製造業は収縮の領域に落ち込みつつある」と分析。