インド金需要は上期4割増 インフレで下期減少の可能性=WGC

Reuters

発行済 2022年07月28日 20:37

[ムンバイ 28日 ロイター] - 金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は28日、上期のインドの金需要が前年比4割以上の増加になったとのリポートを発表した。しかし下期はインフレ高進で可処分所得が目減りするため、前年比で減少する可能性があるという。

世界第二の金消費国であるインドの需要減は、金価格をさらに圧迫するおそれがある。一方で金輸入の減少がインド貿易赤字の縮小と通貨ルピーの押し上げ要因になる可能性もある。