英サービスPMI、7月は17カ月ぶり低水準 物価高で需要減退

Reuters

発行済 2022年08月03日 18:52

[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルが3日発表した英国の7月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.6で、6月の54.3から低下し、ロックダウン下だった2021年初頭以来、17カ月ぶりの低水準となった。速報値の53.3からも下方修正された。

歴史的な物価高を受けイングランド銀行(英中央銀行)は利上げを繰り返し、経済は減速している。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのティム・ムーア氏は「物価高を受けた家計の裁量的支出の減少と企業の経費抑制努力が需要を圧迫している」と指摘した。