バイエル、通期予想を上方修正 農業部門など好調

Reuters

発行済 2022年08月04日 16:38

[フランクフルト 4日 ロイター] - 独バイエルは4日、2022年の利益予想を上方修正した。種子や農薬の需要が好調なほか、コンシューマーヘルス商品の販売が拡大した。

利払い・税・償却前利益(EBITDA、特別項目調整後)の予想を約120億ユーロから約130億ユーロ(132億1000万ドル)に引き上げた。予想は6月30日時点の為替レートに基づいている。

第2・四半期の調整後EBITDAは30%増の33億5000万ユーロ。同社がまとめた市場予想の32億8000万ユーロを上回った。

ウクライナ戦争を受けて農作物の価格が高騰しているため、他の地域で農業生産を増やすための農薬や種子の需要が拡大している。