独サービスPMI、8月改定値は47.7 物価高騰で2カ月連続50割れ

Reuters

発行済 2022年09月05日 17:39

[ベルリン 5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した8月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.7で前月(49.7)から低下し、速報値(48.2)からも下方改定された。物価高と信頼感低下が内需を圧迫し、2カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回った。

サービス業にはエネルギー価格や賃金の上昇など、強いコスト圧力がかかっている。人員手当のため新規雇用は継続したものの、伸びは鈍化し1年半で最も弱くなった。