米ISM非製造業指数、8月は56.9に上昇 インフレ圧力は緩和

Reuters

発行済 2022年09月07日 01:04

[6日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が6日発表した8月の非製造業総合指数(NMI)は56.9と前月から0.2ポイント上がり、2カ月連続で上昇した。受注の伸びと雇用増加が全体を押し上げ、供給のボトルネックとインフレ圧力は緩和した。今年上半期に経済成長は減速したものの、景気後退には陥っていないとの見方を強める内容となった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は54.9だった。7月は56.7と4カ月ぶりに上昇に転じていた。

50を超える数値は、米経済の3分の2超を占めるサービス業の拡大を示している。

サービス業はモノからの支出の移行によって支えられている。8月の新規受注指数は61.8となり、7月の59.9から上がった。

雇用指数も50.2となり、7月の49.1から上昇。