Reuters
発行済 2022年09月08日 09:43
更新済 2022年09月08日 09:54
[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日公表した4-6月期の実質国内総生産(GDP)改定値(2次速報)は、前期比0.9%増と1次速報の同0.5%増から上方修正された。年率は2.2%増から3.5%増に変更された。設備投資の増加や自動車関連の在庫変動などが主な押し上げ要因。ロイター集計民間予測中央値は前期比0.7%増、年率2.9%増で、これを上回った。
項目別の前期比は、設備投資が1.4%増から2.0%増に引き上げられたほか、民間最終消費支出が1.1%増から1.2%増、政府最終消費も0.5%増から0.7%増に引き上げられた。
1次統計段階では公表されていなかった法人企業統計を反映した結果、設備投資が予測値を上回った。自動車などの在庫の減少幅も1次段階での予測値と比べ小幅だった。設備投資はソフトウエア関連などが1-3月と比べ増えている。
民間最終消費支出も、自動車や衣服の販売も、それぞれ1次段階で公表されていなかった最新の統計を反映した結果、上振れた。
輸出は同0.9%増で横ばいだった。輸入は0.7%増から0.6%増に下方改定された。
*内容を追加しました
が書いた: Reuters
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