英総合PMI、9月は48.4で予想下回る リセッション入りの可能性

Reuters

発行済 2022年09月23日 19:18

[ロンドン 23日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが23日発表した英国の9月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.4で、8月の49.6から低下した。コストの大幅増と需要の低迷が背景。

昨年1月の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)以来の低水準で、ロイターがまとめたエコノミスト調査の49.0を下回った。

好不況の分かれ目は50。

S&Pグローバルのチーフ・ビジネスエコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は「景気低迷が9月に深刻化した。企業活動も後退しており、景気後退入りの可能性がある」と述べた。

将来の生産に関する指数は2020年5月以来の低水準に落ち込んだ。