Reuters
発行済 2022年09月29日 23:14
更新済 2022年09月30日 02:54
[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した2022年第2・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は改定値と変わらず、年率換算で前期比0.6%減となった。第1・四半期は1.6%減だった。
今年上半期の経済縮小が確認されたが、所得面から経済活動を把握する国内総所得(GDI)は小幅増加し、米経済活動の3分の2を占める消費支出が上方改定されるなど、リセッション(景気後退)には陥っていないとみられる。
所得面から経済活動を把握する国内総所得(GDI)の伸びは0.1%。しかし、改定値の1.4%から大きく下方改定された。
消費支出は2%増と、前回の1.5%増から改定された。
経済活動を判断する上でより良い指標とされるGDPとGDIの平均は0.3%減と、前回発表の0.4%増から下方改定された。第1・四半期も0.4%減と、0.1%増から改定された。
また16年第4・四半期から21年第4・四半期までのGDPデータが改定され、新型コロナウイルス禍からの景気回復が当初よりもはるかに力強いものであったことが示される半面、景気後退は依然過去最悪となった。
さらに今回の改定では21年のGDPとGDIのギャップが当初よりもはるかに小幅だったことも示された。
また、在庫積み増しペースが第1・四半期から大幅に鈍化したことも、第2・四半期のGDPを圧迫した。
FHNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「在庫は短期借入金を通じ調達されるため、米連邦準備理事会(FRB)の政策に最も影響を受けやすい」と指摘。「企業にとって在庫を削減する経済的インセンティブが高まった。企業が早いペースで在庫を削減すれば、景気後退は深まるだろう」と述べた。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。