米NY市のオフィスリース急増、新規開発地区の大型案件けん引

Reuters

発行済 2022年10月04日 11:01

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)市のオフィスリース市場は第3・四半期に前年同期から急拡大した。ただ、新型コロナウイルス禍でテレワークが普及する以前の水準はまだ完全に回復しておらず、足元では金利上昇やドル高が新規投資の阻害要因となっている。

不動産仲介コリアーズ・インターナショナル・グループによると、オフィスのリース面積は同期に27.6%増の約85万7500平方メートルとなり、2019年末以来の伸びを示した。