米CB消費者信頼感、10月102.5で予想下回る 期待インフレ上昇

Reuters

発行済 2022年10月26日 02:28

更新済 2022年10月26日 02:38

[ワシントン 25日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が25日発表した10月の米消費者信頼感指数は102.5と、前月の107.8から低下し、市場予想の106.5も下回った。低下は3カ月ぶり。物価上昇のほか、米経済が来年リセッション(景気後退)に陥るとの懸念が重しになった。

現況指数は138.9と、150.2から大きく低下し、2021年4月以来の低水準。期待指数も78.1と、79.5から低下した。期待指数が80を下回ると、景気後退(リセッション)リスクが高まっていることが示唆される。

向こう1年間の期待インフレ率は7.0%と、前月の6.8%から上昇した。

CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「インフレ圧力が消費者信頼感と消費支出に対する強力な向かい風になる」としている。