米ブラックフライデーのネット消費、過去最高の91.2億ドル=アドビ

Reuters

発行済 2022年11月28日 07:49

[26日 ロイター] - アドビ・アナリティクスによると、25日のブラックフライデーの米国のオンライン消費額が前年から2.3%増え、過去最高の91億2000万ドルに上った。物価高で家計は圧迫されているが、大幅値引きを受けてスマートフォンからおもちゃまで、幅広い商品への購入意欲が高まった。

米感謝祭翌日の金曜日であるブラックフライデーは、米年末商戦の幕開けとして重視される。近年は早ければ10月に値引きを開始する小売企業もあるが、大幅値引きがある伝統的なセール時期を待とうとする消費者の傾向が示された。

米アドビ傘下のアドビ・アナリティクスは、米国の上位100社のインターネット小売業者のうち、85%での消費データに基づき消費額を集計した。