バイデン米大統領、インフレ抑制法の「微調整可能」 欧州に配慮

Reuters

発行済 2022年12月02日 06:53

更新済 2022年12月02日 10:45

[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、マクロン仏大統領との会談後の共同記者会見で、今年8月に成立した米インフレ抑制法に盛り込まれた補助金措置は欧州の同盟国排除が目的ではないと強調し、欧州諸国が参加しやすいように「微調整が可能」という認識を示した。

微調整の詳細については踏み込まなかった。

インフレ抑制法案には米国製の製品に対する多額の補助金が盛り込まれており、マクロン大統領はフランスや欧州諸国の懸念を伝達した。

関係者によると、米議員との前日の会談でも同法の補助金措置は欧州企業にとって「極めて攻撃的だ」と訴えていた。