独小売売上高、12月前月比-5.3%で予想外の低下 インフレが重し

Reuters

発行済 2023年01月31日 17:13

更新済 2023年01月31日 22:54

[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が31日発表した12月の小売売上高指数は、物価調整後ベースで前月比5.3%低下と、予想外に低下した。

高インフレがクリスマス商戦の重しとなったほか、エネルギー危機で景気が減速するとの懸念が再燃した。

ロイターがまとめた市場予想は0.2%上昇だった。

INGのエコノミストは、「小売売上高の急低下は、労働市場が堅調でも、高インフレと個人消費の落ち込みは防ぐことができないことを示す」と述べた。

12月の小売売上高指数は前年比では6.4%低下。