米中古住宅仮契約指数、2月は0.8%上昇 昨年8月以来の高水準

Reuters

発行済 2023年03月30日 00:08

更新済 2023年03月30日 01:36

[ワシントン 29日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が29日発表した2月の中古住宅販売仮契約指数は前月比0.8%上昇し、昨年8月以来の高水準を付けた。上昇は3カ月連続。住宅市場の低迷は底を打ちつつあるとの慎重ながらも楽観的な見方が出始めている。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、住宅ローン金利は2月初旬から3月初旬にかけて上昇。こうした中でも、中古住宅販売仮契約指数は2.3%低下するとのエコノミスト予想に反して上昇した。ただ、前年同月比では21.1%低下した。

地域別では、北東部で6.5%上昇。中西部と南部でも上昇した。一方、西部では2.4%低下した。