再送独GDP、第2四半期横ばい リセッションからの回復もたつく

Reuters

発行済 2023年08月25日 15:44

更新済 2023年08月25日 18:18

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[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が25日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は速報値と同じく前期比横ばいだった。昨年第4・四半期、今年第1・四半期に続く3期連続のマイナス成長は免れたものの、回復の兆しは見えない。

前年同期比(物価・日数調整済み)では0.2%減少した。

GDPは昨年第4・四半期が前期比0.4%減、今年第1・四半期は0.1%減でリセッション(景気後退)に陥っていた。

INGのマクロ担当グローバルヘッド、カーステン・ブルゼスキ氏は「短期、中長期とも見通しは明るいとは言えない」と述べ、購買力の弱さ、受注残の減少、中国経済の減速、積極的な利上げはいずれも今後の経済活動低迷を示唆すると指摘した。