アルゼンチン大統領選、初の候補者討論会で経済巡り議論の応酬

Reuters

発行済 2023年10月02日 16:20

Walter Bianchi

[ブエノスアイレス 1日 ロイター] - アルゼンチン大統領選の主要候補者による初の討論会が1日開かれ、最近の経済危機などを巡り白熱した議論が繰り広げられた。

アルゼンチンの法律では22日の大統領選の前に2回の討論会が義務づけられており、今回は経済などをテーマに行われた。

ドル化を提案し、世論調査でトップを走る超リベラル候補のハビエル・ミレイ氏は「国家改革、公共支出の大幅削減、減税、税制の簡素化、経済の規制緩和、有害な国有企業を排除するための民営化、経済の開放、中央銀行の閉鎖」を提案した。

その上で、このような改革を行えば、15年でイタリアやフランス、20年でドイツ、35年で米国と同じような生活水準に達することができると主張した。