EU、保険会社の資本規制緩和で合意 環境・インフラ投資促進へ

Reuters

発行済 2023年12月14日 11:17

Huw Jones

[ロンドン 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は13日、保険会社の自己資本規制「ソルベンシー2」を緩和することで、保険会社が環境技術やインフラへの投資に回せる資金を最大1000億ユーロ(1088億20万ドル)増やす措置で合意した。

所要資本の算出に使われる「リスクマージン」の比率を6%から4.75%に引き下げる。これによってEUの域内総生産の約0.6%に相当する1000億ユーロが解放され、投資に回せると欧州議会経済問題委員会は説明した。