プライベートクレジットのリスク、投資意欲低下も=英中銀

Reuters

発行済 2024年01月30日 10:29

Huw Jones

[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)の金融安定担当ディレクター、リー・ファルガー氏は29日、プライベートクレジットで金利上昇などのリスクを反映するための資産再評価に時間がかかると、投資家の幅広い投資意欲が低下し、英国の金融安定性が損なわれる可能性があると述べた。

英中銀は、投資ファンド、保険会社、その他信用を提供する企業を含む、シャドーバンキングとも呼ばれるノンバンク金融の透明性を高める政策を策定している。この分野は世界の金融セクターの半分近くを占める。