独GDP、第4四半期は前期比-0.3% 景気後退入りか

Reuters

発行済 2024年01月30日 18:50

更新済 2024年01月30日 19:37

[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が30日発表した昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比(季節調整後)で0.3%減となった。

ロイターがまとめた市場予想と一致した。

エコノミストは今年第1・四半期のテクニカルリセッション入りを予想している。

23年のGDPも0.3%減。根強いインフレ、高水準のエネルギー価格、外需低迷が響いた。

第2・四半期と第3・四半期はゼロ成長だったため、2四半期連続のマイナス成長と定義されるテクニカルリセッションは回避した。

ただ、IFO経済研究所は今年第1・四半期のGDPが0.2%のマイナス成長になると予測している。