エジプト格付け、UAEとの投資契約は前向きな要因=S&P

Reuters

発行済 2024年03月11日 16:22

[ロンドン 8日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングスはエジプトの格付けを巡り、同国が過去2週間にアラブ首長国連邦(UAE)や国際通貨基金(IMF)と結んだ合意は心強いと指摘した。

UAEアブダビ首長国の政府系投資会社ADQはエジプトの地中海沿岸のリゾート地ラスアルヒクマの開発に350億ドルを投じる契約を結んだ。エジプトはまたIMFと支援プログラムを80億ドルに拡大することで合意した。

S&Pグローバル・レーティングスのソブリン格付け担当ディレクター、トレバー・カリナン氏は、IMFとの合意は予想されていたが、ADQからの資金流入は予想していなかったとし「これは明らかに非常に大きな数字だ」と述べた。