Reuters
発行済 2024年03月25日 17:00
Yoko Matsudaira
[東京 25日 ロイター] - 日本百貨店協会が25日発表した2月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比14.0%増の4329億円と、24か月連続プラスになった。
2月は、円安と春節効果でインバウンド向け商戦が活況だった。インバウンドの売上高は同171.5%増の469億円と、調査開始以来、月間として過去2番目の高さになった。
各社が企画したバレンタイン催事や物産展による集客効果に加え、うるう年による営業日数増などプラス要因が重なった。
商品別では、ラグジュアリーブランドなどの高額品や化粧品が引き続き好調で、全体をけん引した。主力の衣料品は、オケージョン需要の他、中旬以降の気温上昇で春物衣料も動意付き、特に婦人服・洋品の売り上げが伸びた。
調査対象の百貨店は71社・177店舗。東京地区は前年比18.5%増と、30カ月連続プラスとなった。
が書いた: Reuters
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