ベトナム、第1四半期GDPは前年比+5.66% 輸出好調

Reuters

発行済 2024年03月29日 14:00

更新済 2024年03月29日 17:37

[ハノイ 29日 ロイター] - ベトナム統計総局が29日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比5.66%増加した。フーシ派による攻撃で紅海の物流が混乱し輸送コストが上昇したにもかかわらず輸出が好調だった。

GDPの前年同期比伸び率は、2023年第1・四半期の3.41%より高かったが、同年第4・四半期の6.72%からは鈍化した。第1・四半期は祝祭日の影響で伸び率が低めに出ることが多い。

世界的な需要低迷と短期的な電力不足のため、昨年は成長率目標を達成できなかった。今年の成長率目標は6.0─6.5%に設定した。

今年第1・四半期は、製造・建設セクターが前年同期比6.28%の伸びを示したほか、サービスセクターの伸び率は6.12%だった。