Reuters
発行済 2024年04月17日 04:21
[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した3月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.5%上昇した。自動車組立工場の生産量の増加などを背景に、伸びはエコノミスト予想の0.3%を上回った。
2月の指数は1.2%上昇と、0.8%上昇から上方修正された。
3月は前年同月比では0.8%上昇した。
部門別では、自動車・部品が3.1%上昇。前月は3.4%上昇していた。
耐久財は0.3%上昇。航空宇宙・その他輸送機器、木材製品などの製造が大きく増加した一方、非金属鉱物製品、家具、一次金属などの製造が減少した。
非耐久財は、石油・石炭製品や化学製品の生産増加が食品・飲料・たばこ製品などの製造減少を相殺し、0.7%上昇。
鉱業は前月の3.0%から1.4%に低下。
公益事業は2.0%上昇。前月は7.6%低下していた。
全体の鉱工業生産は前月比0.4%上昇した。前年同月比では横ばい。昨年第4・四半期に1.9%低下した後、第1・四半期期は1.8%低下した。
設備稼働率は前月の78.2%から78.4%に上昇。1972─2023年の平均を1.2%ポイント下回る水準にある。
製造業の設備稼働率は0.3%ポイント上昇し77.4%。長期平均を0.8%ポイント下回っている。
ブリーン・キャピタルのチーフエコノミックアドバイザー、ジョン・ライディング氏は「第1・四半期の製造業生産は四半期平均に比べて高い水準で終了し、第2・四半期の堅調な伸びにつながる可能性がある」と述べた。
が書いた: Reuters
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