Reuters
発行済 2024年04月26日 12:14
[ロンドン 26日 ロイター] - 市場調査会社GfKが26日発表した4月の英消費者信頼感指数はマイナス19で、3月のマイナス21から改善した。経済と家計財政に対する家計の見方がより楽観的になったことが寄与した。
ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギーコストなどが上昇する直前に当たる2022年1月以来の高水準で、今年1月にもこの水準を付けていた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想はマイナス20、前年同月はマイナス30だった。
GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・ステートン氏は「こうした改善はインフレ鈍化とさらなる減税の見通しによる家計財政への影響を反映している。しかし、改善の度合いは英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)やコロナ禍、ウクライナ紛争以前には程遠い」と指摘した。
3月のインフレ率は2年半ぶり低水準の3.2%だった。一方4月は賃金が約10%上昇し、労働者の国民保険料率が2%ポイント引き下げられた。
ハント財務相は、公共財政に余裕があれば、今年後半に予想される総選挙前に追加減税を実施したいと表明している。
が書いた: Reuters
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