英製造業PMI、4月は再び50割れ コスト圧力強まる

Reuters

発行済 2024年05月01日 18:38

[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSの4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.1と、好不況の分かれ目となる50を再び下回った。コスト圧力が高まった。

速報値の48.7からは上方改定された。3月は50.3と、2022年7月以来初めて50を上回っていた。

生産、新規受注、雇用が全て減少。投入価格の上昇率は23年2月以来の高水準だった。エネルギー・原材料コストが幅広く上昇したほか、サプライヤーの賃金も上がった。最低賃金引き上げが影響した可能性がある。

販売価格の上昇率は23年5月以来の高水準。