(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5134.36(‐38.53)
前営業日終値 5172.89(+ 8.94)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5668.65(‐35.18)
前営業日終値 5703.83(‐27.31)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3812.16(‐15.68)
前営業日終値 3827.84(‐ 7.43)
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<ロンドン株式市場> 7営業日ぶりに反落。銀行・商品(コモディティ)株を中心に
利益確定の売りが出た。
CMCマーケッツの株式部門代表ジミー・イエーツ氏は「前週はバーナンキ米連邦準備
理事会(FRB)議長発言を受け楽観的な見方が高まっていたが、多くの投資家は最近の
上昇が限界に近いことを懸念している。この日の利食い売りやポジション調整はそれを浮
き彫りにした可能性がある」と述べた。
このところ堅調だった鉱山株は下げが目立った。カザキミス
ティグループが投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げた。
ベダンタ・リソーシズ
「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。
BHPビリトン
ると米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
ロンミン
下がりした。
銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
ロイズ・バンキング・グループ
エネルギー株はまちまち。前週大幅高となっていたタロー・オイル
安。BGグループ
下がりした。
一方、 ロイヤル・ダッチ・シェル
メリル・リンチが投資判断を「バイ」に引き上げたことを好感した。BP
%高。
<欧州株式市場> 続落。23日に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表、
24―25日にピッツバーグで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミッ
ト)を控えてリスク資産離れが広がり、銀行株を中心に売りが出た。
世界経済に引き続き弱さがみられるなか3月以降の株価急伸は行き過ぎである可能性が
あるとの懸念から、株式のエクスポージャーを減らしドルなどの安全資産に資金を移す動
きがみられた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.44ポイント(0.74%)安
の999.06。前週16日には11カ月超ぶりに1000ポイントを超え、17日には
年初来の高値である1013.63をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は14.73ポイント(0.51%)安
の2872.51。
金融株の下げがきつかった。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
によると、同行は30億―40億ポンド(49億―65億ドル)の株式売却に対する支持
をめぐり投資家と協議に入っている。
在庫拡大と堅調なドル相場への懸念を背景に金属価格が下落し、鉱山株も軟調となった。
アングロ・アメリカン
が1.1―3.6%安。
BHPビリトン
J)紙は、BHPビリトンが、恐らく一部大手競合を含む企業買収に、180億ドル程度
の余剰資金の一部をあてる計画だと報じた。
エネルギー株もおおむね弱かった。景気回復のペースや弱い燃料需要を示す兆候に対す
る懸念が強まり、米原油先物が1バレル=70ドルを割り込んだ。
BGグループ
スタトイル・ハイドロ
ッチ・シェル
ディフェンシブ銘柄の上昇が指数を支援。医薬品のアストラぜネカ
スミスクライン
[東京 22日 ロイター]