米国10年債利回りは午前10時38分現在で3.096。昨日突破した5月以来の3.1%付近で動きが停滞している状況だ。
27日午前3時頃発表のFOMCの結果待ちというところだが、市場予想では0.25%の利上げは織り込み済みで、注目は今後の利上げペースとなる。12月や来年に向けた発言が、タカ派的かハト派的かによって市場の動きも変わるだろう。
ドル/円は112.94。午前9時過ぎには113円を突破したが、午前10時48分時点では若干下落している。FRBの利上げが確実視されていることから日米金利差の拡大を材料に円安が進んでいたが、時間が経つにつれこちらもFOMCの結果待ちとなろう。
権利落ち日となった前場の日経平均株価は、それを感じさせない強い動きで2万3920円を超える場面があった。午前10時55分時点では2万3890円付近と若干落ちている。こちらも後場は日米首脳会談やFOMC待ちで動きが少ない展開になるだろう。