モナコ、5Gの実験場に ファーウェイに協力、欧州議会「深い懸念」

Sankei Newspaper

発行済 2019年04月25日 19:47

 中国をめぐる欧州の混乱を理解するには、モナコを見ればよい。カジノで有名なタックスヘイブン(租税回避地)である公国が共産主義国家である中国に協力する。レーニンが生きていたらあり得ないと慌てふためくような連携だ。面積わずか2平方キロメートルの小国が、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の第5世代(5G)移動通信ネットワークの実験場になる。

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