伯ヘッジファンド、アルゼンチン資産急落で5500万ドルの評価損

Reuters

発行済 2019年08月14日 14:05

伯ヘッジファンド、アルゼンチン資産急落で5500万ドルの評価損

[ニューヨーク 13日 ロイター] - アルゼンチン資産の価格が12日に急落した影響で、ブラジル・サンパウロを拠点とするヘッジファンド、ニューファウンドランド・キャピタル・マネジメントが大打撃を受け、保有する株式の少なくとも4分の3を占めるとみられるアルゼンチン4社の株式の評価損が合計約5500万ドルに上ったもようだ。

規制当局への直近の届出書類によると、ニューファウンドランドの運用資産の50%強は、アルゼンチンの農業関連企業クレスド (BA:CRES) (O:CRESY)の株式が占めていた。ニューヨーク上場株とブエノスアイレス上場株が半々で、12日の下落率はそれぞれ38%と25%だった。