[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア中銀のナビウリナ総裁は、18日放映されたCNBCとのインタビューで、利下げに際し普段よりも断固とした姿勢で行動する用意があると述べた。
10月25日の金融政策決定を1週間後に控えた発言で、アナリストは25ベーシスポイント(bp)よりも大幅な利下げの可能性がでてきたと指摘。50bpの引き下げを予想する声も出ている。
ロシア中銀は今年、景気と物価の低迷に対応するため、1回当たり25bpのペースで利下げを実施している。現在の主要政策金利は7%。
総裁は「我々は主要政策金利を引き下げられるだけでなく、普段よりもさらに断固とした姿勢で行動できる」と発言。
「通常、ロシア中銀は緩やかなペースで主要政策金利を調節することを好むが、データを受けて我々の予測が大きく変わる可能性がある場合は、普段よりもさらに断固とした姿勢で金融政策を調整できる」と述べた。
ロシアの消費者物価の前年比上昇率は、中銀が目標とする4%をすでに下回っている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191018T102414+0000