[ストックホルム 10日 ロイター] - スウェーデンの金融機関や企業への調査で、長期インフレ予想が低下したことが明らかになった。ただ、今月19日の利上げが見送られる要因にはならないとみられる。
調査は、スウェーデン中銀の委託を受けてKantar SifoProsperaが実施した。中銀が注目する5年後のCPIF(住宅ローンの影響を除く消費者物価指数)上昇率予想は1.8%で、3カ月前の1.9%から低下。1年後の予想も1.7%から1.6%に低下した。
中銀のCPIF目標は2%。
調査結果を受けてクローナは対ユーロ (EURSEK=)で小幅下落している。
中銀は10月に政策金利をマイナス0.25%に据え置いたものの、12月にはゼロ%に引き上げる見通しを示していた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191210T092816+0000