日本郵政、政治色濃い人事で根強い統治不全

Sankei Newspaper

発行済 2019年12月28日 05:31

 日本郵政では、財界有力者や元官僚をトップに据える政治色の濃い人事を繰り返してきた結果、統治不全への対応が後手に回ってきた歴史がある。退任する長門正貢社長に代わって次期社長に就任する増田寛也氏も、同様に官邸主導で迎えられただけに、40万人の従業員を抱える巨大組織の立て直しには厳しいかじ取りが迫られそうだ。

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