英EU離脱の影響巡る企業の懸念緩和=中銀調査

Reuters

発行済 2020年01月03日 07:27

英EU離脱の影響巡る企業の懸念緩和=中銀調査

[ロンドン 2日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が2日発表した月次調査によると、英企業は英国の欧州連合(EU)離脱に伴う不確実性が持続すると見込んでいるものの、離脱に伴う売上高への影響を巡る懸念は緩和していることが示された。

調査によると、英EU離脱によって売上高が増加すると見込む英企業の割合は17%と、11月の13%から上昇し、2018年5月以来の高水準となった。

一方、英EU離脱によって売上高が減少すると見込む英企業の割合は37%から33%に低下した。

また最大の不確実要因として英EU離脱を上げた英企業の割合は53%と11月の55%から低下し、6カ月ぶりの低水準となった。

調査に参加した英企業の約42%は英EU離脱を巡る不確実性が21年までは払拭されないと予想。11月の割合は34%だった。

今回の調査は2887社を対象に12月6日─20日で実施。同月12日には英総選挙が実施され、ジョンソン首相率いる与党・保守党が単独過半数議席を獲得し地滑り的勝利を収めた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200102T222614+0000

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存