米求人件数、11月は4年超ぶりの大幅減 小売・建設が減少

Reuters

発行済 2020年01月18日 03:52

米求人件数、11月は4年超ぶりの大幅減 小売・建設が減少

[ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が17日に発表した昨年11月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数(季節調整済み)が前月比56万1000件減の680万件と2018年3月以来の低水準となり、減少幅は15年8月以来の大きさとなった。

求人件数は過去最高となった18年末の約763万件から減少傾向が続いている。11月は民間部門が52万件減と大きく、特に小売業や建設業での減少が目立った。

政府部門は4万2000件減だった。

11月の求人率は4.3%と10月の4.6%から低下。採用件数は582万件と10月の578万件から増加した。採用率は3.8%と変わらずだった。