ユーロ圏小売売上高、12月は前月比-1.6% 約2年ぶりの大幅減

Reuters

発行済 2020年02月05日 19:43

ユーロ圏小売売上高、12月は前月比-1.6% 約2年ぶりの大幅減

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した昨年12月のユーロ圏の小売売上高は、数量ベースで前月比1.6%減少した。

2017年10月以降で最大の落ち込みとなった。ロイターがまとめた市場予想の0.9%減も下回った。

クリスマスの買い物シーズンにもかかわらず、消費が低迷したことが浮き彫りとなった。

昨年第4・四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増と、第3・四半期の0.3%増から鈍化したが、消費の低迷が一因だったとみられる。