FRB議長が会見、あらゆるツールの活用可能と強調

Reuters

発行済 2020年03月16日 09:42

FRB議長が会見、あらゆるツールの活用可能と強調

[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は15日、新型コロナウイルスは全米や世界中の人々に深刻な影響を及ぼしているとの認識を示した。そのうえで、FRBとして必要な措置を講じる姿勢を強調した。

FRBがゼロ近辺への緊急利下げや債券買い入れ再開などの措置を発表した後の記者会見で、パウエル議長は「必要な措置を講じるため、われわれのツールを活用して行く」と表明。FRBは「強い」措置を打ち出したとしたうえで、債券買い入れの拡大や、FRBの「最も重要な」役割である市場機能と信用フローの支援に向けてその他のツールを用いることが可能だと述べた。