MUFG、ダナモンやアユタヤ銀株などで減損3600億円

Reuters

発行済 2020年03月31日 20:14

[東京 31日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG) (T:8306)は31日、インドネシア子会社のバンクダナモン (JK:BDMN)やタイのアユタヤ銀行 (BK:BAY)の株価低迷などで約3600億円の減損損失を計上する、と発表した。2020年3月期の連結決算(日本基準)で「のれん」の一括償却による特別損失を計上する。

減損処理の内訳はダナモンが2128億円、アユタヤは1305億円。フィリピンの持分法適用会社であるセキュリティバンク (PS:SECB)でも約200億円の減損処理に踏みきる。昨年末に計上したダナモン株の減損損失(2074億円)は為替の影響でさらに膨らんだ。