石炭火力支援は「原則実行せず」、融資方針に明記=三井住友FG

Reuters

発行済 2020年04月16日 13:10

[東京 16日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は16日、新設の石炭火力発電所への支援を「原則として実行しない」ことを明記した融資方針を発表した。水力発電や石油・ガス分野などに対する指針も併せて盛り込み、ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みを強化する狙いだ。

世界的な「脱炭素」の流れを受けて2018年6月の事業別融資方針を改定し、5月1日から適用する。石炭火力発電所への新規融資を巡って、みずほFGは全面停止するとし、三菱UFJFGも原則実施しない方針を打ち出しており、3メガバンクが足並みをそろえる。