10万円給付 存在感示す公明、自民はガバナンスの危機 迷走に野党は批判

Sankei Newspaper

発行済 2020年04月17日 06:07

10万円給付 存在感示す公明、自民はガバナンスの危機 迷走に野党は批判

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策で、政府は令和2年度補正予算案の組み替えによる1人当たり一律10万円給付へと方針を転換した。当初の「減収世帯などへの30万円給付」への批判に危機感を強めた公明党が、一律給付に慎重な安倍晋三首相に政治決断を迫って存在感を示した一方、補正予算案成立後の追加対策での対応を求めていた自民党ははしごを外された形となり、党の政策決定のあり方を疑問視する声も出ている。

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